あしたの手帖 は、現在準備中です。

2016/06/16 10:10

本文にしおりや花ぎれ、寒冷紗にクータをつけて表紙と組み立てます。
ちなみに花ぎれは背の上にちょこんと乗った布の飾り。
市販のものは豆本には大きいので手作りしています。
寒冷紗やクータは背を丈夫に開きやすくするためにつけるものです。
表紙で本文をくるみ、まずは背と溝にボンドを塗り、
熱したコテで溝をつけます。


溝とは表紙につけた窪みのようなもので、本を開きやすくするものです。
市販のハードカバーの本でも見られると思います。
本のサイズや好みによって溝の幅は違いますが、豆本では5mmにしています。

溝がついたら見返しの間に紙をはさみ、のりボンドを塗って表紙とくっつけます。


のりボンドを塗るところはスピードが命なので写真が撮れず、、。
背の方に貼られている白い網目のものは寒冷紗です。
よく貼り、布でこすり密着させます。



するときれいに貼りつきます。
これを分厚い本などを重ねて重しにし、1日ほどかけてゆっくり乾燥させます。
明日には完成の予定です。